癒しを求めて、隙あらば喫茶店へ!喫茶店ラバーのあんずです。おひとり様でゆっくり過ごせる、実際に訪れた喫茶店・カフェを紹介しています!
東京交通会館という何とも時代を感じさせる名前のビルの中にある、純喫茶『ローヤル』へ行ってきました。
金色の王冠が輝く店のロゴマーク、赤いベルベット生地のイスとお店の前に並ぶ食品サンプルが目に留まり、『王道の純喫茶』の佇まいにワクワクします。
『ローヤル』はこんな方におすすめ
- 女性一人でも入りやすい純喫茶を探している
- 落ち着いた空間が好き
- 有楽町周辺でゆっくりできるカフェを探している
- スイーツメニューを楽しみたい
どれにしようか迷う!ビジネスマンへの気遣いも忘れない、有楽町『ローヤル』のメニュー
訪れたのは平日の11:00頃。
スーツ姿のビジネスマンやおひとり様の女性、常連と見られる方がちらほら。
今回は友人との約束で利用したのですが、30分早く到着。
一人でお店の中で待つのもドキドキしていましたが、店員さんが明るく迎えてくれ大変雰囲気が良かったです。
待っている時間もお水を継ぎ足してくれたりやメニューを伺ってくれたり、細やかにこちらを気遣ってくれました。こういうの、嬉しいですよね。
メニューを見るとトーストからパスタ、カレー、ピラフにスイーツメニューまでそのラインナップの多さに驚きです。
お得なセットメニューもあります。
オフィス街のお客さんが食べやすいように、ランチはワンプレートがメイン。ピラフなどのごはんものやスパゲッティなどがメニューに並びます。
昼休みのビジネスマンが来店されることが多いことから、すぐに食べられるような気遣いがされているんですね。
有楽町『ローヤル』のランチメニューが充実している理由
ここまでメニューが充実しているのは、窮地に陥ったことがきっかけだったのだとか。
創業当時は都庁が有楽町にあり、朝からお昼にかけて大盛況。
さらには、ローヤルがある交通会館にはパスポートセンターがあり、旅券申請の待ち時間にコーヒーを飲みに来る人が多かったようです。
しかし、都庁の移転やパスポート申請場所の多様化が重なり、お客さんがぱったり激減….。
そこで、多くの方に来ていただけるようにと、「メニューの見直し」を実行したことが転機でした。
ドリンク以外はトーストやゆで卵などの軽食しかなかったところを、食事を強化しランチメニューを充実させたことで、さらに愛される喫茶店になったそうですよ。参考:有楽町の純喫茶『ローヤル』。支配人が振り返る「半世紀以上も営業を続けられたワケ」 | 飲食店ドットコム ジャーナル
確かに、ランチメニューの豊富さ、女性には嬉しいスイーツメニューもたっぷりで何度でも通いたくなります!
『ローヤル』には喫茶室が完備されている
画像引用:有楽町の純喫茶『ローヤル』。支配人が振り返る「半世紀以上も営業を続けられたワケ」 (2/2) | 飲食店ドットコム ジャーナル
ローヤルでは席での喫煙はできませんが、店内の一角の喫煙室でのたばこはOK。
定員2~3人の小さなキャビンタイプですが、たばこ粒子を強力に捕集できる高性能なものでしっかりと分煙がされています。
以前は席での喫煙ができましたが、健康増進法の改正や東京都の受動喫煙防止条例の施行により難しい状況になりました。
コーヒーを飲みながら煙草を吸いたいというお客さんのニーズを、喫煙室という形で今も形にされています。
『ローヤル』は女性おひとりさまでも入りやすい純喫茶でした
冒頭でも記載しましたが、一人で入店した際、店員さんも明るく迎えてくれ大変雰囲気が良かったです。
待っている時間も細やかにこちらを気遣ってくれました。(お水を変えたりオーダーを聞いてくれたり)
その後もスーツを着た女性おひとりさま、50代くらいの女性おひとりさま、と一人でランチを楽しむ女性が多数。
お客さんも席数も多いので、小さいお店の中に私と店員さんだけでなんだか緊張する…のようなことはなく、安心できるのではないでしょうか。
純喫茶に閉塞感を感じる方も多いかもしれませんが、ローヤルは足を踏み入れると優しく受け入れてくれる、素敵な空間でしたよ。
有楽町でランチをお探しの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
有楽町『ローヤル』 営業時間・定休日・電話番号など
有楽町『純喫茶ローヤル』 | |
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住所 | 東京都千代田区有楽町2‐10‐1 東京交通会館地下1階 |
アクセス | JR・東京メトロ「有楽町駅」より1分 |
電話番号 | 03-3214-9043 |
営業時間 | 8:00~19:30、土日祝は11:00~19:00 |
定休日 | 1月1日 |
予約 | 予約不可 |
タバコ | 喫煙可能(喫煙室完備) |
駐車場 | なし |
支払方法 | 現金(カード不可・電子マネー不可) |
公式HP | 東京交通会館公式HP |
2023年4月訪問
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