哲学の道が好きで、月に1~2回は必ず訪れている京都府民です。見どころと完全攻略ルートを紹介します。
京都旅行で哲学の道へ行かれる方に向けて、哲学の道の魅力をたっぷり味わえる場所やルートを紹介しています。
駅から哲学の道までの道順も分かりやすく解説していますので、アクセスが心配な方でも大丈夫。
また、この記事で紹介した場所やカフェ、お土産店をまとめたGoogleマップリストもプレゼントしています。
保存して活用することで、地図を見ながら観光ができるようになっていますよ!
「哲学の道」へ観光を考えている方へ
- スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです
- かなり歩くので、真夏や真冬はおすすめできません
- 近くにコンビニはないので、必要なものは購入していきましょう(自販機はあり)
目次 非表示
- 【GoogleMAP】哲学の道 見どころ観光コースパーフェクトガイド
- 哲学の道へのアクセス方法
- 見どころたっぷり!「哲学の道」半日観光コース
- 哲学の道のスタート!紅葉や桜を存分に楽しんで
- 全国でも珍しい神社「大豊神社」へ参拝
- モーニングもできるカフェ「Botanic cofee kyoto」でひとやすみ
- 哲学の道はギャラリーの宝庫!「銀意匠」でホンモノにふれる
- 桜や紅葉を楽しめる穴場スポット「法然院」
- 【予約必須】「juu-go 十五」で絶品蕎麦ランチ
- タイムレスな手仕事にうっとり ここでしか出会えない2つの博物館
- 銀閣寺近くのお土産店でお気に入りを見つけてみて
- 哲学の道の見どころを押さえて京都観光を堪能しよう!
【GoogleMAP】哲学の道 見どころ観光コースパーフェクトガイド
早速ですが、この記事で紹介しているルートやカフェ、観光スポットなどをまとめたマップをプレゼントいたします!
紹介している場所以外のおすすめスポットやカフェもまとめています。
実際に歩かないとなかなか見つけられなかったアートギャラリーなども掲載しているので、周辺観光にぜひ役立ててください。
地図の右上、□の部分を押すと、googleMAPアプリで表示されます。観光の時にぜひお役立てください
※保存に個人情報などの入力は一切必要ございません。哲学の道の観光を楽しんでいただきたいという想いから作成しているものですので、安心してご活用いただければ幸いです。
哲学の道へのアクセス方法
電車・バスでのアクセス方法とを紹介します。
また、最寄りの「蹴上駅」から降りた先からどうやって哲学の道にたどり着けばいいのか、写真付きで解説しています。
バスはかなり混雑している上に、時間通りに到着できないことが多いのでおすすめできません…。
酔いやすい方や人混みが苦手な方、時間通りに動きたい方は電車を強くおすすめします。
- 乗り場A-1市バス5 「岡崎公園・平安神宮・銀閣寺・岩倉」乗車、「錦林車庫前」下車(約50分/230円)
- 乗り場A-2市バス7 「四条河原町・銀閣寺」乗車、「錦林車庫前」下車(約50分/230円)
- バスの詳しい情報は京都市交通局路線図へ
- 地下鉄烏丸線「京都駅」国際会館行き「烏丸御池駅」下車
- 「烏丸御池駅」で地下鉄東西線へ乗り換え、琵琶湖・六地蔵方面「蹴上駅」下車
- 徒歩15分(次項で解説しています)
- 地下通路徒歩で地下鉄東西線「四条駅」へ
- 地下鉄東西線琵琶湖・六地蔵方面「蹴上駅」下車
- 徒歩15分(次項で解説しています)
- 阪急京都線「京都河原町駅」大阪梅田方面行き「烏丸駅」下車
- 阪急「烏丸駅」から地下通路徒歩で地下鉄東西線「四条駅」へ
- 地下鉄東西線琵琶湖・六地蔵方面「蹴上駅」下車
- 徒歩15分(次項で解説しています)
地下鉄東西線「蹴上駅」の一番出口を出て、右へ曲がります。
そのまま、まっすぐ進むと「ねじりまんぽ」と言われるトンネルが見えます。
トンネルを通過してください。
トンネルを通過した後は、真っ直ぐ進みます。
突き当たりで左側にカーブしているので道なりに進みましょう。
まっすぐ進みます。
左側に「金地院」が見えてきますので、立ち寄ってみてもいいかもしれません!
門をくぐって右へ進みます。
南禅寺の中門が目の前に見えます。
中門もくぐって、左に進みます。
少し進んで、白い壁の手前の門で右に曲がります。
※このまま南禅寺に立ち寄ってみてもいいかもしれません!
まっすぐ進みます。
道なりに進んでいくとまた門が見えます。
門をくぐってそのまま真っ直ぐ進みましょう。
徒歩5分ほどまっすぐ進むと、「哲学の道」の目印が見えます。
この目印がある角付近には、赤い格子状の喫茶店があるので目印にしてください。
曲がったら真っ直ぐ進みます。
少し坂になっていてキツいですが、もうすぐです!
「哲学の道」の石像が見えてきます。
ここで到着です。
この後の章で紹介するルートを参考にしながらぜひ楽しんでみてくださいね!
見どころたっぷり!「哲学の道」半日観光コース
ここからは、観光コースを紹介していきます!
前項では、蹴上駅から以下地図の★マークまでのアクセスを紹介しました。
ここから★マークから銀閣寺方面へ抜けていくルートで見どころを紹介いたします!
この記事の紹介順にたどっていけば、哲学の道を存分に楽しめるコースになっていますよ。
哲学の道には自然が多く、朝の清々しい雰囲気も素敵です。
モーニングができるカフェもあるので午前中からの観光がおすすめですよ。
※銀閣寺方面から哲学の道を歩く方は、記事後半の項目からたどってみてください!
日本を代表する哲学者、西田幾多郎が毎朝この道を散歩しながら思索にふけっていたことが由来です。
こんな言葉を残しています。
「人は人、吾は吾なり、とにかくに、吾行く道を、吾は行くなり」
これは、自分を確立し、人と違うそれぞれの価値を尊重する哲学を表現した言葉です。
現代にも通ずる言葉ですね。
哲学の道沿いには、この言葉が刻まれた西田幾多郎の歌碑があります。ぜひ探してみてくださいね。
哲学の道のスタート!紅葉や桜を存分に楽しんで
スタート地点には、「哲学の道」と書かれた石像があります。
記念に撮影されている方を良く見かけますので、フォトスポットとしてもおすすめです。
※哲学の道に入場料などはありません。料金は無料です。
スタート地点から少し進むと、右手に川、左手に桜の木と自然豊かな光景が視界いっぱいに広がります。
春は桜、秋は紅葉などを存分に楽しみながら歩けます。
左側から京都市街の風景を見渡せるのも気持ちが良いですよ。
全国でも珍しい神社「大豊神社」へ参拝
まずは、全国でも珍しく、様々な動物たちが境内に鎮座している大豊神社へ参拝に行きましょう。
緑に囲まれた参道を抜けると、鳥居が見えてきます。
大豊神社は、平安時代初期に宇多天皇の病気平癒祈願のために創られたのがはじまりです。
子授けの信仰がある「狛ねずみ」を祀る大国社だけではなく、狛巳(へび)、狛猿、狛鳶、狛狐も鎮座しています。
縁結び、健康長寿、学業成就、安産、五穀豊穣、 商売繁盛などの様々なご利益が授かれる神社です。
境内には、椿(3~4月頃)をはじめ枝垂れ紅梅や桜、紫陽花、などが咲き誇り、どの季節に訪れても自然を楽しめます。
樹齢400年の名木「四百年椿」や、珍しい「五色八重散椿」なども見どころです。
動物の置物のおみくじがかなり可愛いです!
私は数ヶ月に一回参拝に行っています。
自分の干支に限らず、お好きな動物を選んでも良いんですよ!とのことでした!
ぜひ神社で確認してみてくださいね♪
住所:〒606-8424 京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
アクセス:蹴上駅より徒歩15分
電話番号: 075-771-1351
モーニングもできるカフェ「Botanic cofee kyoto」でひとやすみ
ここまでたくさん歩いたと思いますので、カフェで休憩しましょう!
「Botanic Coffee Kyoto(ボタニックコーヒー京都)」では、ホットケーキやスコーン、オリジナルのブレンドコーヒーなどがいただけます。
朝9時からオープンしており、モーニングメニューも楽しめますよ。
店主こだわりのアンティークなインテリアや食器に囲まれ、まるで異国に訪れたかのような空間でうっとりした気分になれるカフェです。
住所:〒606-8447 京都府京都市左京区鹿ケ谷上宮ノ前町54−7
定休日:水
予算:1,000円~2,000円
アクセス:蹴上駅より徒歩20分
営業時間:9:00~18:00
電話番号:075-366-4723
哲学の道沿いおすすめのカフェはこちら!
ペット連れOK!美味しいピザとコーヒー「and bull cofee」
住所:〒606-8426 京都府京都市左京区鹿ケ谷寺ノ前町10−2
定休日:月
テイクアウト:可
予算:1,000円~
営業時間:10:00~17:00
「and bull cofee」へのアクセスはこちら(GoogleMapへ飛びます)
コーヒーを極めた京大教授が営むカフェ「cafe吟遊詩人」
住所:〒606-8406 京都府京都市左京区浄土寺石橋町61 銀閣寺マンション 1F
定休日:不定休
営業時間:10:00~20:00
予算:1,000円~
電話番号:0757517406
「cafe吟遊詩人」へのアクセスはこちら(GoogleMapへ飛びます)
哲学の道はギャラリーの宝庫!「銀意匠」でホンモノにふれる
カフェで休憩をしたら、哲学の道へ散策再開!
哲学の道にはアートや作品など手仕事に触れられる場所が多数ありますが、その中でも訪れたいのが「銀意匠」です。
木の香りで迎えられる店内には、長野県の木曾のこだわりの木材と漆を使ったインテリアやカトラリー類が並んでいます。
長野県に本社を置いている会社ですが、和のラグジュアリーな趣を好む店舗やホテル向けに京都へショールームを置いているのだとか。
木のぬくもりがたっぷりと感じられ、使えば使うほど愛着がわきそうな品々です。
住所:〒606-8421 京都府京都市左京区鹿ケ谷法然院町43
定休日:不定休
アクセス:蹴上駅より徒歩20分
営業時間:10:00~17:00
電話番号:0753538585
桜や紅葉を楽しめる穴場スポット「法然院」
ここからは、哲学の道を少し外れて「法然院」へ。
法然院へは、少し急な坂を上る必要があります。
息切れしながら到着すると風情ある茅葺の門が迎えてくれ、清々しい気持ちになりました。
どこへ行っても人の多さで疲弊しがちな京都観光ですが、「法然院」は比較的空いています。
人混みから離れて京都の紅葉や桜、自然を楽しめる穴場スポットとも言えるでしょう。
法然院の見どころは多数ありますので、時間に余裕を持ってゆっくり見て回ることをおすすめします。
法然院の見どころ
- 数寄屋造りの山門
- 方丈庭園
- 白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれる盛り砂
- 清泉「善気水」(名水として有名な清泉)
- 境内に広がるもみじ
- 三銘椿
さらに、春と秋の年2回、数日間だけ通常非公開の伽藍を特別拝観できます。
2024年の春に伺いましたが、圧巻の美しさでした。タイミングについては公式HPを確認してみてくださいね。
【予約必須】「juu-go 十五」で絶品蕎麦ランチ
カウンター席が6席のみの隠れ家的な蕎麦屋です。
オーダーを取ってからそばを打つ、打ちたて、茹でたてにこだわる蕎麦店。
口コミには「世界一の蕎麦」「蕎麦の実から自家製で力の入れようが普通の蕎麦屋とは違う」との意見もあり高評価が目立ちます!
それもそのはず、ミシュランガイドではビブグルマンを獲得。
さらに、サステナビリティを積極的に推進している店に与えられるグリーンスターも獲得しており、味・雰囲気共に満足度の高いお店と言えます。
メニューは蕎麦(¥ 3,500)と蕎麦がき(¥ 3,500)のみとシンプル。
ビールや日本酒もありますよ。
予約必須ですので、以下の「juu-go 十五予約はこちら」から確認してみてくださいね。
住所:〒606-8405 京都府京都市左京区浄土寺上南田町71-6
定休日:不定休
営業時間:10:00~16:00
電話番号:「一人で営業しておりますので、基本お電話でのお問い合わせ対応は致しかねます。」との記載
その他のおすすめランチ
地元民から愛される味「手打ちそば 越後」
住所:〒606-8404 京都府京都市左京区浄土寺下南田町
定休日:火
予算:1,000円~2,000円
営業時間:11:00~15:00
「手打ちそば 越後」へのアクセスはこちら(GoogleMapへ飛びます)
京都の豆腐を堪能できる「京湯豆腐 喜さ起」
住所:〒6048403 京都府京都市左京区浄土寺下南田町173−19
定休日:水
営業時間:11:00~20:00
予算:2,000円~3
電話番号:0757517406
「京湯豆腐 喜さ起」へのアクセスはこちら(GoogleMapへ飛びます)
周辺おすすめカフェ・ランチスポットは「哲学の道 見どころ完全ルートマップ」に掲載しています!
タイムレスな手仕事にうっとり ここでしか出会えない2つの博物館
ランチを堪能した後は、哲学の道沿いのギャラリーで芸術鑑賞はいかがでしょうか。
数百年の歴史を持つ手仕事に触れられる博物館があることも魅力です。
ユキ パリス コレクション
14世紀~16世紀の約400年間にヨーロッパ各地で作られた、レースや刺繍などの作品が展示されています。
オーナーのユキ・パリスさんが40年以上かけて収集した、ヨーロッパでもなかなか目にすることができない、特別な品々と出会えます。
画像引用:ユキパリスコレクション公式HP
レトロ食器ミュージアム
日本産の洋風陶磁器の先駆けとして海外でも高い評価の高い「オールドノリタケ」。
主に輸出向けに作られていましたが、国内向けに造られた製品にスポットを当てた珍しいミュージアムです。
時が経っても色あせない美しい色彩に心が奪われました。
1階のショップには、ディスプレイ用のミニサイズのかわいい食器も販売されていましたよ。
銀閣寺近くのお土産店でお気に入りを見つけてみて
哲学の道を歩き進めていき、銀閣寺近くになると多くのお土産店が軒を連ねています。
写真の「京 月侍庵 銀閣寺店」では、お土産として配るのにも喜ばれるサイズと可愛らしさで、「まめかん」が人気です。
その隣の「銀鶴堂」では、ユニークな雑貨と出会えます。
また、2024オープンしたばかりのこけしの専門店「KYOTO KOKESHI HOUSE」は、外国人観光客にも大人気!
個人的には、スターウォーズこけしが衝撃でした!
ぜひ様々なショップを見て回り、お気に入りのお土産を見つけてみてくださいね。
哲学の道の見どころを押さえて京都観光を堪能しよう!
この記事では、「哲学の道」の詳しいアクセスからカフェや観光スポットなどの見どころを紹介しました。
哲学の道は、ゆったりと京都の自然を感じられる場所でもありつつ、寺社やアート、美味しいものに触れながら特別なひと時を過ごせる場所です。
このブログで紹介した場所以外にも様々な見どころがありますので、ぜひ実際に歩いて探してみてくださいね!
この記事で紹介した観光コースやそれ以外におすすめの場所は、記事内の以下段落でまとめています。
【GoogleMAP】哲学の道 見どころ観光コースパーフェクトガイド
ぜひご旅行の際にお役立てください!